Pod野郎は、iPodを限界まで活用するためのフリーソフトです。

トップ > Pod野郎 > iPodの中身を研究

このページについて

自由に引用して構いませんが、その代わりにPod野郎の紹介(ネット上でも生活上でも何でも結構です)やリンクをしてもらえると助かります。しかし、このページをほぼそのまま掲載や大量のコピペなどは常識の範囲を逸脱しますのでおやめください。もし、大がかりに転載したい場合には管理者までお尋ね下さい。

ご意見・ご感想は管理人まで掲示板やメールでお気軽にお問い合わせください。調べて欲しいことがあればできる限り調べて掲載したいと考えております。

また、管理人の勘違いや記述ミスなどもありますので、その点はご了承下さい。

目次

  1. iPodって何?
  2. iPodの誕生とこれから
  3. iPodの種類
  4. iPodの機種別考察
  5. iPodの問題点
  6. 付属品考察
  7. iPodの型番一覧
  8. iPodの内部構成
  9. iPodの内部動作
  10. iPodのソフトウェア構成
  11. iPodの採用しているチップ
  12. iPodの採用している記憶装置
  13. iPodとPCの接続手段
  14. iPodで再生できるファイル
  15. ファイル・フォルダ構成
  16. iPodでリナックス(Linux)を使う
  17. リンク

iPodって何?

MDと同じように音楽を聴くためのオーディオ機器・・・と言ってしまいそうですが、MDとは全く別物なのです。MDという狭い範囲の機器と決め付けてしまうレベルのものではありません。iPodには、以下のようなたくさんの特長が存在します。
  • シンプルでオシャレ
  • 『ボタンをこすって回す』という直感的で新鮮な操作感
  • ラジカセではなくコンピュータ上で音楽の取り込みや管理を行うので分かりやすい
  • MDの標準音質換算で、4GB iPod nano( \27,800 )であれば約1000曲保存できる
  • アルバム別・アーティスト別・お気に入り別など自由に・簡単に管理できる
  • 非常に高画質なビデオ再生ができる(第5世代以降)
  • 転送するのに1曲1秒以下( CDをパソコンに取り込むのには1枚10分以下程度 )
  • 歌詞アルバムジャケット画像の表示が可能!(iPod nano以降)
  • 小説やニュースやホームページが読める( Pod野郎を使用 )
  • カレンダー機能がついている
  • スケジュール機能がついている( Pod野郎を使用 )
  • ミニゲームがついている( ソリティア・大砲ゲーム・曲当てクイズ・ブロック崩し )
  • 曲の好みを5段階で再生中に設定できる( お気に入り曲リストを作れる )
  • 写真表示・TVへの画面出力が出来る( iPod photoのみ )
  • バッグやケースなど様々なアクセサリがいろいろなメーカーから発売されている
  • iPodをさらに魅力的にするソフトが揃っている( iTunesやPod野郎など )
  • 他社競合製品よりも比較的安い
まだMDを使っているあなたは、すぐにiPodを買いに走りましょう。iPodを使うと満足するのは間違いありません。ただの音楽を聴く機械ではないiPodを今すぐ試してみましょう!

iPodの誕生とこれから

iPodの誕生は、まさしく東芝の超小型HDDの開発によるものが非常に大きいです。

iPodが登場する前のころ既にHDD型オーディオプレーヤーというものが存在しましたが、ノートパソコンで使われていた2.5インチ型HDDを使用したもので、消費電力やサイズの大きさからオーディオ機器としては全く使い物になりませんでした。秋葉原の片隅でよく売られていました。そんなとき、東芝が1.8インチで薄型軽量で低消費電力なHDDを発表しました。これが今日のHDDオーディオの出発点といえるでしょう。

初めに登場したiPodの初期型は価格は5万円程度という価格ではありましたが、当時では大容量の5GBのデータを蓄えられ、なおかつ、マックのようなシンプルで直感的なGUI、そしてiTunesという強力な音楽管理ツールによって完成度が非常に高かったのです。

iPod miniからは、プロ用デジカメでよく使われるCompactFlash型のHDDが搭載されています。こちらは、サイズが小さい分容量が小さくなってしまいますが、1インチというHDDサイズにより従来のiPodよりもさらに小型軽量化に成功しています。

現在では、1.8インチHDDで160GB(2007年9月現在)まで高容量化が進んでいます。
しかし、ここでHDDとは別に別の記憶媒体として注目されているのが、日本生まれのNAND型フラッシュメモリです。HDDのような磁性材料を用いた記憶装置ではなく、半導体を使用した記憶装置です。とにかく小型にできること、バッテリ寿命を延ばせること、衝撃や故障に強い、という面ではiPodにうってつけなのです。
2007年現在、1つのLSI(チップ)で8GBまでの容量を確保していますが、来年には16GB、再来年には32GBなどというように、毎年2倍ずつ容量が増加しています。価格も、半導体の製造プロセスの微細化(超小型化)、大量生産によるコスト低減などで、iPod nanoやtouchのような機器に使用されています。

今後は超大容量を必要とするものにはHDD、小〜中容量のiPodにはNAND型フラッシュメモリの採用がどんどん進むのは間違いありません。

iPodの種類

西暦 機種 種類 特徴 採用チップ
2001年 iPod 第一世代 5GB MAC専用
2002年 iPod 第二世代 5GB
10GB
20GB
Windows対応
タッチセンサー
2003年 4 iPod 第三世代 10GB
15GB
30GB
バックライトボタン
メモ
USB2.0
コネクタ
PP5002
iPod 第三世代 20GB
40GB
2004年 3 iPod mini 第一世代 4GB 小型化,ポップなデザイン
安価
PP5020
7 iPod 第四世代
(with click wheel)
20GB
40GB
薄型化
クリックホイール
バッテリ寿命向上
PP5020
12 iPod photo 第一世代 30GB
60GB
カラー液晶塔載
TVと接続可能
写真表示
バッテリ寿命向上
PP5020
2005年 2 iPod shuffle 512MB
1GB
メモリ型
シャッフル再生
ST35xx
3 iPod mini 第二世代 4GB
6GB
バッテリ寿命向上
安価
PP5022
3 iPod photo 第二世代 30GB
60GB
デジカメ連携
薄型化
PP5020
6 iPod 第四世代
(with color display)
20GB バッテリが15時間
カラー液晶
PodCast対応
PP5020
9 iPod nano 2GB
4GB
超小型・カラー液晶
フラッシュメモリ使用
PP5021
10 iPod 第五世代 30GB
60GB
バッテリ寿命向上
ビデオ(H.264)対応
PP5021
2006年 2 iPod nano 1GB 容量ラインナップ追加 PP5021
9 iPod 第五世代後期 30GB
80GB
ディスプレイの高性能化
ファームウェアの改善
?
9 iPod nano 第二世代 2GB
4GB
8GB
バッテリ向上,デザインの変更 337S3291-8701
9 iPod Shuffle 第二世代 1GB デザインの変更 337S3300-844A
2007 6 iPhone 4GB
8GB
タッチパネル,大型液晶,電話機能,ネット機能
9 iPod nano 第三世代 4GB
8GB
デザインの変更,MacOS,QVGA液晶 337S3473-8702
9 iPod classic 80GB
160GB
デザインの変更,容量拡大,MacOS

iPod機種別考察

iPodは2001年に発売されてから、大きなバージョンアップを繰り返してきています。そのiPodを時代ごとに考察してみます。

iPod 第三世代
タッチセンサー式で、ホイールとボタンが別になっているデザイン。HDD容量が一時期から変更されたりもした。
テキストビューアーが搭載されたりするなど現在のiPodの諸機能をほぼ確立させた世代。
iPod 第四世代 <with click wheel> (2004年7月)
再生時間が12時間と長くなったことや、クリックホイールというボタンとスクロール用のタッチパッドが合体したデザインとなっています。iPod miniやiPod photoと共通のもので、このデザインがiPodブームをさらに加速したといえるでしょう。
内部機能的には、第三世代とあまり変わりありません。厚さが若干薄くなっており、持ちやすさが向上しています。
価格も、ドックを付属しないなどして低価格化されました。
iPod photo (2004年12月)
カラー液晶搭載や、TVへの出力機能が搭載されましたが、厚さがだいぶ大きくなってしまっています。
バッテリ時間が16時間と向上している。これはHDDの消費電力が低下したことによってその恩恵が受けられたものと推測されます。HDDの電力消費はプレイヤーの大きな部分を占めますので、カラー液晶化などの消費電力が上がる機能を搭載しても十分バッテリ寿命を延ばすことに成功したとものと考えることが出来るわけです。
デジカメアダプターという別売アクセサリを接続すると、USBのストレージデバイスがiPodと接続できるようになり、写真データが取り込めるようになっています。
iPod mini 第二世代(2005年3月)
機能的には、前世代のものと全く変わっていません。マイナーチェンジとでも言うべき変更ですが、HDD容量の増加した機種の登場や大幅値下げでだいぶ気軽に買えるようになりました。
メインチップの変更によってバッテリ持続時間が8時間から18時間へと大幅に向上しています。チップでの消費電力は前世代(PP5020)のものより3分の1となっています。チップは動作中は常に動かさなければならないためHDD同様に重要な電力消費の要因といえます。また、新型HDDの採用で消費電力を低下させていると考えられます。
iPod 第四世代 <with color display> (2005年6月末)
iPod第四世代をリニューアルし、全てiPod photoの筐体・スペックにしたものです。バッテリ寿命が若干向上していることや、カラー液晶を搭載しているのが特徴です。若干、重量と厚さが増えています。第五世代の登場と予想されていた時期であったため、第五世代の開発が遅れているのかもしれません。
なにはともあれ、複雑なラインナップだったiPodが多少はスリムになったと言えるリニューアルです。
iPod nano (2005年9月初旬)
iPodの本格的なフラッシュメモリ採用製品です。鉛筆のような薄さと高さになり、持ち運びのしやすさを大幅に向上させています。iPod miniというより、通常のiPod photoを薄く小さくした印象です。カラー液晶を搭載しており、写真表示なども可能。音質も従来のiPodよりも大幅に向上しています。音のクリアさが向上し、低音が若干強化されて日本人好みに仕上がっています。
その他の機能として、歌詞表示機能がサポートされています。再生中、真ん中のボタンを3回程度押すことで、歌詞が設定されていれば表示が可能となります。歌詞の設定も、iTunesの曲のプロパティから簡単に行えます。
iPod shuffleの潔さから反転、本格的なフラッシュメモリiPodで他社を撃墜する気が見えてきます。
また、nanoの登場に伴い、miniはファミリーから姿を消すこととなっています。iPod miniでも十分良い機種だと思うのですが、nanoとターゲットが同じという事なので、その対策なのかもしれません。
メインチップにはPP5021という、公にはスペック・仕様が公開されていないLSIを採用しています。そのためか、iPod miniで採用されているPP5022よりも消費電力が大きく、あまりバッテリ持続時間の向上が行われていないと考えられます。機能的には、フラッシュメモリ関連のコントローラの強化が行われていると予想できます
(PP5020にはフラッシュメモリ関連の制御回路が含まれていません)
時期的に見て本来はアンプ回路など、周辺回路を内蔵したPP5024という超小型でフラッシュメモリに特化したメインチップを採用すべきですが、開発状況がよろしくないのか採用が見送られています。次世代版iPod nanoには、このPP5024を搭載してくると考えられます。
iPod 第五世代 (2005年10月初旬)
iPod nanoの発表後すぐの発表となった、標準iPodの第五世代です。なんと言っても特徴は薄型軽量になったことと大画面化・ビデオ再生への対応です。デザイン的には、平面的でiPod nanoと共通デザインとなっています。
今回搭載されたビデオ機能は、従来からあるMPEG4の標準形式と、さらにH.264という最新のビデオ形式となっています。この形式は回路が複雑化して消費電力も大きくなる問題がありますが、iPodでは上手く取り込んだように見受けられます。
メインチップは、iPod nanoと同様のPP5021を採用しています。薄くなったことと軽量化されたのは、iPod nanoの設計をそのまま使用しているからのようです。また、ビデオデコーダにはBroadcom社のチップが使用されています。
バッテリ容量は、旧機種とほぼ同様と見られるかさらに小さいモノを使用していると予想でき、とても全体的に作りが良くなっていることは間違いないと言えます。
HDDについては、まだ垂直磁気記録対応型(40GB/80GB)が用意できていないのか、旧来のHDDを使用しています。近いうちに、40GBや80GBの製品もラインナップに登場するのではないかと思われます。
iPod nano 第二世代 (2006年9月)
デザインをiPod mini風にしたnanoの第二世代機です。
バッテリ持続時間が24時間と、iPodの中ではもっとも長くなっています。価格も下がり、お買い得感があります。 チップとしては集積化・チップ部品の削減が進んでおり、さらに内製部品も増えています。コストダウンを図りつつも高機能化・省電力化を達成しているのが分かります。
iPod nano 第三世代 (2007年9月)
サイズを横に伸ばして、ずんぐりな形となりました。
バッテリ寿命は第二世代と同様の24時間で、動画再生機能が追加されています。
OSにはMacOSが採用されていると推測されており、機能面での充実が図られています。

iPodの問題点

良いことずくめのiPodにも、もちろん問題点は存在します。それらを客観的な視点から挙げてみて、今後の改良を考えてみようと思います。
  • バッテリ持続時間が短い
    • 小型化に伴って、あまりバッテリの容量が大きくできないことが要因かと思われます。しかしながら、最近の機種では20時間を越える音楽再生能力を持っていますので、実用には支障がないといえます。
  • 壊れやすい
    • ほとんどがHDDの故障と言われています。これは、HDDが振動や衝撃に弱いことが挙げられます。ちなみにフラッシュメモリタイプの場合は、衝撃などによる故障に強いです。モバイル機器は、ハードに扱われるモノですのでただでさえ壊れやすいです。量販店の保証制度を上手く活用してみましょう。
  • 音質が悪い
    • フラッシュメモリを採用した機種では、HDDなどのノイズを発生するモーターなどが搭載されていません。また、音楽ファイルの圧縮率(ビットレート)によっても違いが出てきます。
電気的な問題点から経済的な問題点など、様々な問題が絡み合っているのが分かると思います。これらの問題点をしっかりと把握しておきましょう。
しかし、問題点は年々改善されていっているので、問題点をあまり考える必要性も無さそうです。

付属品考察

iPodには、製品によって様々な付属品が用意されています。
ほぼ全てのiPodに用意されている付属品は以下のものです。
  • イヤホン
  • イヤホンカバー 2個
  • iTunes&iPodSoftware CD
  • USBケーブル
機種にとっては、以上の他に以下のものが付属しています。
  • ACアダプタ ・・・第一〜四世代iPodに付属
  • IEEE1394ケーブル・・・以前のiPodに付属
  • iPod nano用ドックカバー・・・nanoだけに付属
  • 布製ケース(袋)・・・nanoと第五世代iPodより付属
  • ドック・・・第一〜四世代の高容量タイプなどに付属
コスト面や、その製品の性格によって毎年毎年異なる傾向で付属品が変化しています。全体的な傾向としては、コストダウンのために、高コストな部品から徐々に削られています。ドックやACアダプタなどがその主たるものです。

もし必要であるならば、サードパーティ(アップル社以外)の安価な製品を探して購入する方が現実的であると思われます。

iPod型番一覧表

機種 型番 容量
iPod 2G M8697 5GB
M8740 10GB
M8741 15GB
iPod 3G M8976 10GB
M8946 15GB
M8948 30GB
M9460 15GB
M9244 20GB
M9245 40GB
iPod mini M9160
M9434
M9435
M9436
M9436
4GB
iPod 4G M9282 20GB
M9286 20GB
M9787 40GB
iPod photo M9585 30GB
M9586 60GB
iPod shuffle M9724 512MB
M9725 1GB
iPod mini 2G M9800
M9802
M9804
M9806
4GB
M9801
M9803
M9805
M9807
6GB
iPod photo 2G M9829 30GB
M9830 60GB
iPod 4G(photo) MA127
MA079
20GB
iPod nano MA350 (White)
MA352 (Black)
1GB
MA004 (White)
MA099 (Black)
2GB
MA005 (White)
MA107 (Black)
4GB
iPod 5G MA002(White)
MA146(Black)
30GB
MA003(White)
MA147(Black)
60GB
iPod 5.5G MA444(White)
MA446(Black)
30GB
MA448(White)
MA450(Black)
80GB
iPod nano 2G MA477(Silver) 2GB
MA428(blue)
MA487(Green)
MA426(Silver)
MA489(Pink)
4GB
MA497(Black) 8GB
iPod shuffle 2G MA564(Silver)
MA953(Orange)
MA951(Green)
MA949(blue)
MA947(Pink)
1GB
iPod shuffle 2.5G Red
Silver
Purple
Green(New)
Blue(New)
1GB
iPod nano 3G Silver
Blue
Red
Green
4GB
Silver
Blue
Red
Green
8GB
iPod touch Black 4GB
Black 8GB
iPod classic Silver
Black
80GB
Silver
Black
80GB

型番では、通常はあまり呼ばれることはありません。「第X世代」や「クリックホイール」「フォト第二世代」などというように呼ばれるのが一般的です。

iPodの内部構成

分解写真を見ても鮮明なものが少ないので、あまり詳しく調べることは出来ませんが、だいたい以下のような構成となっています。
  • ハードディスク( 1インチまたは1.8インチ ) または フラッシュメモリ
  • 液晶ディスプレイ( モノクロまたはカラー )
  • リチウムイオン充電池
  • メインチップ( PP50xx )
  • ビデオデコーダ( iPod第五世代用 )
  • SDRAM( 動作用・音楽データ退避用 )+フラッシュメモリ( ファームウェア記録用? )
  • 各種チップ抵抗やチップコンデンサ、チップLED
  • 周波数発振器
  • ボタン・静電センサー
  • ヘッドフォンアンプIC( shuffleはメインチップに内蔵 ) ex. XWM8731(Wolfs)
  • 電源管理LSI(A/D Converter) ex.PCF50605(Philips)
  • ステレオミニジャック・端子・コネクタ
  • 衝撃吸収シート
  • 各種銅線・フラットケーブル等
周辺チップはメインチップへ集積化することで,、回路の簡素化が可能となり、部品・製造コストの低下につながっているようです。
  • チップ素子各種
    • 機械で取り付けるのでチップ型素子(コイル・抵抗・コンデンサ)の方がコンパクトで便利です。
  • メインチップ
    • メインチップは後で説明されているとおりです。デコーダだけでなく電源電圧安定用DC-DCコンバータやHDD管理などのたくさんの機能を兼ね備えたシステムLSI(System on Chip)です。
  • 周波数発振器
    • デジタル回路を動かすのに必須な素子。ベースクロックの生成用や時計用に使われます。
  • ヘッドフォンアンプ
    • インピーダンス(一種の抵抗)が大きいヘッドフォン用に使われます。メインチップからの出力音量では大型のヘッドフォンを駆動するには小さいためです。
  • 電源管理LSI
    • A/Dコンバータで逐次電圧をチェックしている。精密機器なので、バッテリの残量には十分注意する必要があります。
    • DC/DCコンバータは、バッテリの消費で低下したバッテリ電圧を安定化させたりするのに使います。
iPodの電源は、現在主流のリチウムイオン充電池を使用し、それをDC-DCコンバータによって安定化させて使用しています。さらに、A/Dコンバータによるバッテリ電圧の詳細な測定でバッテリ量を常にチェックすることで、iPodという精密機器の動作を安定させています。

iPodの内部動作

iPodは、どのように動作しているのでしょうか?

まず、iPodにはデータを蓄える小型ハードディスクが搭載されています。これは、MP3やAACなどの音楽データ、音楽データの一覧情報などを保存しています。ちなみに、HDD内にはファームウェアは存在せず、メインチップの機能特性から推測するとファームウェア搭載用フラッシュメモリが内蔵されていると考えられます。PSPと同じ仕組みですね。

メインチップは、ファームウェアの実行や音楽データのデコード、ディスプレイ管理・入出力管理などのたくさんの機能が組み込まれています。CPUが2つ内蔵されており、iPodの複雑なファイル管理やデータベース処理を分散して高速にこなしているようです。このような機能構成から、SystemOnChipとも呼ばれるシステムLSIとなっています。

メインメモリは、ファームウェアの動作用と音楽データの退避用に使われます。ハードディスクを動かすと大量の電力を消費するため、一定間隔・データサイズを丸ごと一気に読み込んだ後、ハードディスクを停止させて消費電力の小さいメインメモリで再生するという仕組みになっています。

iPodは多機能な分だけ構造が複雑化していますが、それを補うための様々な仕組みが用意されていることが良く分かります。

iPodのソフトウェア構成

iPodには低消費電力ながらパワーのあるARM系コアを採用したCPUが搭載されており、これを利用してOSやファームウェアが動作しています。
構成図
アプリケーション 各種アプリケーション、GUIなど
フレームワーク ライブラリ・APIなどのフレームワーク
OS データベースエンジン、マネージャ、描画、電源管理、入出力管理など
インターフェース カーネル、ドライバなど
ハードウェア CPUやメモリ、記憶装置など
ほとんどコンピュータのような構成図となっていますが、機能は音楽再生などに重点が置かれていますが特化されているわけではありません。かなり自由にアプリケーションが書けるようになっており、CPUの処理速度やメモリが許せば様々なアプリケーションの製作が可能になるでしょう。しかしながら、開発キットは公開されているわけではありませんので、アップル社以外の人間がiPodで動くソフトを作るのは資料を探したり解析作業などが伴うので大変と思いきや、仕様がオープンなARM系コアを搭載しているので、コンパイラやCPUに関しては恵まれていて、iPodLinuxなどiPodで動作するオープンなOSもあったりします。

ARM系CPUは最近多く利用されており、PDAではPalmやPocketPC、ゲーム機ではGBAなどに採用されていたりします。もちろんながら、コアのバージョンや利用するデバイス向けにカスタマイズされていたりするなど、細かい部分は違っています。

iPodの採用しているチップ

第五世代(〜2006年)のiPodまでは、PortalPlayerというアップルとは別の会社のメインチップを利用していました。
しかしながら、何らかの理由で(おそらくコストダウンや生産能力など)サムスンに設計開発を移管していると言われています。しかしながら、チップ表面の印刷はアップルの製品ということになっています。あくまでも委託という形にしており、実際の権利はアップルが保有していることを暗に示しているのかもしれません。
このメインチップ内には、ARMコアのCPUが2つ搭載されているので、音楽再生やその他のデータ処理を効率よく分散して行っています。それ以外にも、ヘッドフォンアンプやメモリ・ATAコントローラ、電源制御などなどマルチメディアプレイヤーとして必要な機能や回路を1チップに取り込んでおり、ほとんどのことが出来るようになっています。この徹底的な集積化は省エネ・コストダウンには絶大な効果を発揮します。


PortalPlayer PP5020(2004年世代用)
この世代は、一部機能が削減されて、消費電力向上が図られている機種である。iPodPhotoをにらんで設計したカラー液晶・TV関連機能が大きなポイントとなっている。
  • デュアルARM7コア(32bit)・80MHz駆動・96KB SRAM内蔵
  • IEEE1394 / USB2.0対応(デバイス・OnTheGo)
  • SDRAM・NOR型フラッシュメモリコントローラーを内蔵
  • EIDEデバイス(CD/HDD)に対応、ATA66 コントローラ塔載
  • MP3・WMA・AACのリアルタイムデコード再生に対応
  • JPEG・MotionJPEGのリアルタイムデコード再生に対応
  • MP3・JPEGの高速エンコードに対応(非リアルタイム?)
  • テレビ出力機能(NTSC/PAL)
  • TFT・STNカラー液晶コントローラー・ブリッジインターフェースを搭載
  • RS-232,I2C,TWCなどのシリアルと各種メモリカードコントローラを搭載
  • タッチスクリーン・温度・バッテリモニター用8bit 4チャンネルA/Dコンバータ
  • ジョイスティックや3次元入力が可能
  • デジタル出力(S/P-DIF)に対応
SigmaTel ST35xx
iPod shuffle向けに用意されたシステムLSIで、従来のiPodとは大きく異なっている。機能自体は豊富であるが、ほとんど使用していないようです。Shuffleだけに使われている特殊なチップといえるでしょう。
  • MP3,WMAをサポート
  • 録音機能(ADPCM形式)
  • その他色々
PortalPlayer PP5021 (2005年世代用?) ・・・HDD&Flash用
ネットで公開されていないの、仕様は不明。iPod nanoや第五世代などの2005年後半から採用されている。機能的にはPP5020と同等で、LSIサイズが小型化されていると思われる。TDFパッケージ。フラッシュメモリ関連の追加なども合わせて行われている模様。
iPod nanoではIEEE1394(FireWire)が使用できないため、IEEE1394の回路部分がそのまま削除されているのではないかと推測できる。

PortalPlayer PP5022(200x年世代用?) ・・・HDDプレイヤー用
PP5022の最大の特徴は、0.13umプロセス採用による消費電力の低下である。また、ビデオ関連機能やCPUのパワー向上など、基礎機能が強化されている。USB関連も充実しており、デジカメやその他の機器を操作するような事も可能となっている。
  • デュアルARM7コア(32bit)100MHz駆動・128KB SRAM内蔵
  • 1.2V低電圧駆動・消費電力はPP5020の3分の1
  • IEEE1394 / USB2.0対応(デバイス・ホスト・OnTheGo)
  • SDRAM・NOR型フラッシュメモリコントローラーを内蔵
  • 各種フラッシュメモリカードコントローラーを内蔵(SD/MMC)
  • EIDEデバイス(CD/HDD)に対応、ATA66 コントローラ塔載
  • MP3・WMA・AACのリアルタイムデコード再生に対応
  • JPEG・MPEG4・MotionJPEGのリアルタイムデコード再生に対応
  • MP3・JPEGの高速エンコードに対応(非リアルタイム?)
  • ビデオ入力機能・テレビ出力機能(NTSC/PAL)
  • TFT・STNカラー液晶コントローラー・ブリッジインターフェースを搭載
  • RS-232,I2C,TWCなどのシリアルと各種メモリカードコントローラを搭載
  • タッチスクリーン・温度・バッテリモニター用8bit 4チャンネルA/Dコンバータ
  • 40ボタンのマトリクス化が可能、ジョイスティックや3次元入力が可能
  • デジタル出力(S/P-DIF)に対応
PortalPlayer PP5024(200x年世代用) ・・・フラッシュメモリベースプレイヤー用
PP5022の改良版であるがかなり小型化されており、さらにアンプ機能を内蔵しているなど超小型機器への搭載を考えたシステムLSIとなっている。WindowsMedia DRM対応やPictBridge対応などの機能も見逃せない。
  • デュアルARM7コア(32bit)100MHz駆動・128KB SRAM内蔵
  • USB2.0対応(デバイス・ホスト・OnTheGo)
  • SDRAM・NOR型フラッシュメモリコントローラーを内蔵
  • NANDメモリアクセスコントローラーを内蔵
  • 各種フラッシュメモリカードコントローラーを内蔵(SD/MMC)
  • JAVA MIDP2.0 準拠
  • MP3・WMA・AACのリアルタイムデコード再生に対応
  • WindowsMediaPlayer DRM(WMP10 PlayForSure)に対応
  • JPEG・MPEG4(CIFサイズ 30fps)・MotionJPEGのリアルタイムデコード再生に対応
  • テレビ出力機能(NTSC/PAL)
  • TFT・STNカラー液晶コントローラー・ブリッジインターフェースを搭載
  • ステレオDAC出力、ヘッドフォンアンプ(40mW x2)、ライン・マイク入力、アナログオーディオミキサーを搭載
  • PictBridge対応・PictSync準拠
Apple 337S3291-8701(2006年世代用)・・・iPod nano 第二世代
PortalPlayerのメインチップではなくなったメインチップです。iPod nano第二世代から採用されています。
特徴としては、バッテリ寿命の向上、CPU処理速度の向上などが挙げられます。CPUコアは、以前どおりARMコアを採用していることが分かります。 パッケージングからSystemOnChipとなっているのが分かり、複数の部品を組み合わせていると考えられます。

iPodの採用している記憶装置

iPodの採用している記憶装置は、磁気素材を塗ったガラス素材などの円盤にデータの記録を行うハードディスク、書き換え可能型メモリLSIを使用したNAND型フラッシュメモリの2種類を主に採用しています。

メーカーは基本的に標準iPodは東芝製、ミニは日立製、シャッフルは色々、という事になっているようです。もちろん、今後大きく変わる可能性もあります。HDDは、インバータや交流モーターの導入で低消費電力化、垂直磁気記録で記録密度の向上を行っています。今後、さらなる高密度・低消費電力ハードディスクドライブが登場すると思われます。

NAND型フラッシュメモリは、NANDゲートという生産しやすい半導体素子を利用したもので、書き換え可能な半導体記憶装置です。東芝やサムスンが生産・供給を行っています。しかしながら、供給メーカーの新規参入が相次いでいる市場のため、卸価格に応じてアップルは供給メーカーを随時入れ替える事が予想できます。HDDとは違って参入しやすい市場であることや、メーカー間で製品仕様に大きな差が無いという事がありますので、このような状況となっています。

東芝製1.8インチHDD

西暦 機種 外寸(mm) 容量 重量 特徴
2000年5月 MK2001MPL 54x85.6x5 2GB 55g 小型超薄型
2001年3月 MK1002GAH 54x78.5x8 10GB 60g 静穏化(20db)
消費電力0.5W(アイドル時)
MK5002GAL 54x78.5x5 5GB 50g
2002年1月 MK2003GAH 54x78.5x8 20GB 62g 静穏化(24db),衝撃性能1000G
消費電力1.4W(R/W),)0.4W(Idle)
MK1003GAL 54x78.5x5 10GB 51g
2003年11月 MK4004GAH 54x78.5x5 40GB 62g 衝撃性能1000G
消費電力1.4W(R/W)
MK2004GAL 54x78.5x5 20GB 51g
2004年8月 MK6006GAH 54x78.5x8 60GB 62g 静穏化(16db))・衝撃性能500G
消費電力1.12W(R/W)
MK3006GAL 54x78.5x5 30GB 51g
2004年12月 MK8007GAH 54x78.5x8 80GB 62g 垂直磁気記録
Mk4007GAL 54x78.5x5 40GB 51g
2007年1月 MK1011GAH 54.0x71.0x8.0mm 100GB 59g 垂直磁気記録

日立製1インチCFパッケージHDD

西暦 機種 外寸(mm) 容量 重量 特徴
2003年8月 3K4 42.8x36.5x5 4GB 16g 消費電力0.2W(Idle)
2005年2月 3K6 42.8x36.4x5 6GB 16g 消費電力0.05W(Idle)

NAND FlashMemory

iPod nano 2GB 東芝製 8GBitチップ
iPod nano 4GB Samsung製 16GBitチップ
フラッシュメモリは、卸価格に応じて供給メーカーが随時入れ替わることが予想されるため、参考情報と言う程度に考えてもらえれば幸いです。

iPodとPCの接続手段

接続方式 速度 汎用性 備考
IEEE1394 400Mbps (50MB/s) FireWireやi.Linkとも呼ばれる。SCSIなどの代用で使われる。形状が大きいものと小さいものがあるが、電源線の有無の違いだけである。
USB 1.1 12Mbps (1.5MB/s) かなり以前から使われている形式。かなり遅い。
USB 2.0 480Mbps (60MB/s) USB1.0/1.1を拡張したもので、形状は全く同じ。USB1のものも使える。今、一番普及しているもの。

マックユーザーはIEEE1394を主に使用していると思われますが、WinユーザーはほぼUSB2.0で使用しているでしょう。速度が遅いと、iPodに無駄な負荷を与えてしまう場合がありますので、高速な接続手段(IEEE1394やUSB2.0)でデータの転送などは行うことをお勧めします。

また、2004年頃の機種には、USBホスト機能等が搭載されてきています。これは、iPodが一種のパソコンに見立てられる機能で、他のUSB機器をiPodに接続してiPodで他のUSB機器を操作できるようにするものです。これを利用したものとしては、デジカメの写真データを取り込むアクセサリ「iPod Camera Connector」などがあります。

iPodで再生できるファイル

一般的なオーディオプレイヤーとは違い、CPUを搭載し高機能なファームウェア・OS・ソフトウェアが動作しているiPodでは、音楽再生以外にも様々な使い方が用意されています。iPodが対応しているデータファイル形式は色々な種類が存在します。
  • 音楽ファイル
    • MP3 よく使われているファイル形式。128kbpsから音質が急激に悪くなる。正式には、MPEG1 AudioLayer 3と言います。
    • AAC 最近流行りだしたファイル形式。96kbpsぐらいまでは実用範囲内。正式にはMPEG4 AACと言います。
    • WAV 昔からあるファイル形式。圧縮しないタイプは非常にデータサイズが大きい。
    • AIFF アップル版WAVEのようなもの。基本的に機能はWAVEと変わらない。
  • ビデオファイル (M4Vという拡張子)
    • MPEG4 ネットワーク向けのビデオ形式。MPEG2とは結構違う。
    • H.264 次世代ビデオ形式として有名。パワーを非常に使うが画質が良い。
  • 写真ファイル
    • JPG 世界標準の画像形式。サイズの大きい写真を小さく出来るが画質も比較的よくない。
  • テキストファイル
    • TXT プレーンテキストファイル。日本語モードではSJISが標準。
  • スケジュールファイル
    • ICS vCard型形式のファイル。様々なスケジュールソフトが対応している。
  • Todoファイル
    • ICS vCard型形式のファイル。様々なスケジュールソフトが対応している。
  • アドレスファイル
    • VCF vCard型形式のファイル。様々なスケジュールソフトが対応している。
今後は、AACの高音質版(HE-AAC)などへの対応が予測されています。

ファイル・フォルダ構成

iPodは、内蔵している記憶装置を、コンピュータの標準記憶装置として自由に使用することができます。その中で、iPodの初期設定を行うと様々なフォルダがインストールされているのが分かります。そのフォルダごとに内容を解説します。

ルート 内部フォルダ ファイル構成 備考
iPod_Control Device SysInfo
Clock
Timer
_locked
_unlocked
機種情報
その他データ
※隠し属性フォルダ
iTunes iTunesDB
iTunesSD
PlayCounts
iTunesCotrol
データベースデータ
システム
ファームウェア
リスト管理データ
Musics MP3,AAC,M4V,etc. 音楽とビデオデータ。UTFで漢字は_で置き換え済み。新型形式では、ランダムな英字名に変更されます。
ArtWork ArtworkDB
F????_?.ithmb
アートワーク(ジャケット)画像の管理ファイルと、サムネイル画像データのアーカイブ各種が保管されています。
Contacts VCF アドレス帳
Notes TXT メモ
Calendars ICS カレンダー
Photos PhotoDatabase データベースデータ
FullResolution JPEGなどの画像 フルサイズ画像
Thumbs ithmb サムネイル画像
ほとんどのファイルは解析されており、iTunesと同じような動きをするソフトウェアの開発も製作が可能となっています。しかし、iTunesの出来は非常に良く、有志が互換ソフトを作ってもほとんど意味をなさないと言うのが現状です。

Pod野郎では、iTunesが一切タッチしない部分を補完するソフトウェアとなっているため、iTunesとセットで使える有用なソフトウェアとなっています。

歌詞データ
iTunesで指定できる歌詞データは、iTunesのライブラリファイルではなく、MP3ファイルに直接記録が行われます。(MP3 Tag Format 2.xのULTタグ)
ジャケット画像(アートワーク)
iTunesでは、独自の形式で管理が行われます。(RGB556)
それと同時に、MP3ファイルにJPEG画像を埋め込みする処理が行われます。
ビデオ
iTunesでは、音楽データとほぼ同様の管理方式を採用しています。ファイル形式の識別子が、音楽ではM4Aなのに対してM4Vと若干異なっています。
形式は、MPEG4とH.264(BaselineProfile)に対応。
サムネイル画像はアートワークで音楽同様に管理されています。

iPodでリナックス(Linux)を使う

ここに書かれているサイトやソフトを利用するには、上級者向けの知識が必要となりますので、初心者の方は絶対に使用しないでください。最悪の場合、お持ちのiPodを破壊してしまうおそれがあります。

iPodにLinuxを入れる方法としては、以下の方法があります。
  1. 純正ファームウェアを削除して代わりにLinuxをインストールする
  2. ブートローダーソフトを利用して、Linuxと純正ファームウェアを共存させる
1.の場合は、比較的簡単にインストールができます。その代わり、iTunesとの連携や通常のiPodとしての利用ができなくなってしまいます。
2.の場合は、iPodのハードディスクにLinux専用パーテーションを作成したり、ブートローダーを別途インストールしたりするなど、上級レベルの知識を必要とします。初心者・中級者にできる程度のレベルのものではありませんので、LinuxとWindowsに精通した方以外のご利用は控えた方がよろしいかと思われます。

2.の詳しい手順は、iPodLinuxのサイトや、風の吹くまま 気の向くままに書かれています。両者では、手軽にLinuxが楽しめる1CD LinuxのSlaxやKNOPPIXでの再起動利用を推奨していますが、仮想PCソフトによるマウントやパーテーション分割は問題なく可能ですので、仮想PCソフトの知識がある方はこちらを利用するのが賢い選択かと思われます。

関連サイト

関連リンク

iPod関連のサイトを主に紹介しています。
  • 製造関連会社
    • PortalPlayer iPodの設計やチップの製作などを担当している会社です。
    • AppleComputer iPodの設計やデザイン、販売を手がけているマックで有名なアップル社です。
    • 東芝 HDDやNAND型フラッシュメモリを供給している会社。
    • サムスン電子 NAND型フラッシュメモリを供給している会社。
    • 磨き屋シンジケート iPodのデザインで最大の特徴である裏面の鏡面加工を一手に引き受ける団体。

税理士,会計事務所,クリニック